秩父のお花を楽しむ金曜日「シラン」花金ep. 3

紫色の紫蘭 イメージ 花金7

変わらないでいること。
ずっと同じであり続けることは、とても難しくて、尊くて、大切なこと。

前を向いていられない時でも

ちょっぴりうつむいた様子で、静かに日の光を受け止めるシラン。

どことなく憂いを帯び、儚い雰囲気のある姿から、
シランは「美しい姿」という花言葉をもちます。

柔らかい曲線を描く花びらがほのかに輝き、それがまた、美しい。

笑顔の時に美しいのは皆同じ。

うつむいている時でさえ、美しいと感じさせるような
気品漂う女性でありたいものです。

荒々しさから心地よさへ

シランの花言葉の中に「薄れゆく愛」という言葉もあります。
なんだか少し寂しい言葉ですね。

薄れるという言葉を言い換えれば、弱まる、淡くなる、激しさが落ち着く、
そんな意味とつながります。

すると、 薄れる=冷める ではないように思えてきませんか。

「薄れゆく愛」という言葉からは、
夢中で求めあうような激しい愛から、
落ち着いた穏やかな愛への変化とも受け取れます。

時には誰かを傷つけてしまうほどの荒々しい愛は、
自然と自分自身をも苦しめます。

リラックスして、赤ちゃんを抱くような、優しい気持ちで誰かを愛す。
それは寂しさではなく、安心できる心地よさ。

変化が常のこの世で変わらぬ愛を

全てが変わっていくこの世の中で、
変わらないでいることはとても難しいことです。

常識、ファッション、気持ち、様々なものがあっという間に変わっていきます。
それに伴い、私たちは柔軟に対応し、変化を受け入れ、身を任せます。

変わるのが当たり前。
それでも、だからこそ、変わらぬものが尊く感じることもあるんですね。

伝統や技術、絆や愛。

私たちは、変えずに守ることは難しいことだと無意識に理解しています。
特に気持ちの変化はめまぐるしく、自分でも驚くほどですよね。

誰にでも平等に、変わらぬ愛を持ち続けたい。
そんな気持ちさえあれば、シランの花言葉が味方してくれます。

穏やかに、変わらず、こころから、愛す

「薄れゆく愛」と「変わらぬ愛」。
相反するようで、同じ線上にある言葉。

心地よい距離で、穏やかな気持ちで、愛しましょう。
熱情を注ぎ、がむしゃらに傷つく必要はありません。
私たちは、こころから愛した時に、美しくいられるのかもしれません。

シランについて

見ごろ :5月~6月
花言葉 :美しい姿・薄れゆく愛・変わらぬ愛
撮影場所:秩父ミューズパーク
写真提供:岩間 秀朗

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