秩父のお花を楽しむ金曜日「アカバナユウゲショウ」花金ep.49

  • 2018/5/18
  • 更新日 2018/6/12
  • 2453
アカバナユウゲショウ アイキャッチイメージ

アカバナユウゲショウ

臆病

アカバナユウゲショウは、夕方にお花をつけることから
その名がついたとされています。

しかし、実際には昼間にも咲いていることが多く
太陽の光をいっぱいに集める姿がとても愛らしいお花です。
アカバナユウゲショウ 花金2
淡いピンクの花びらを4枚つけて、
その花びらには鮮やかな紅色の筋が入っているのが印象的です。

アカバナユウゲショウの花言葉は「臆病」

びくびくして、怯えることを指す言葉があてられています。

この臆病者!なんて意地悪な意味として使われることが多いですね。
アカバナユウゲショウ 花金3
でも、臆病って、生きるために必要な心の働きです。
誤解を恐れずに言えば、臆病って、優しさの赤ちゃんみたいな感情だと思うんです。

臆病な心は、ゆっくり育てていくことで優しい心に成長できると思っています。
アカバナユウゲショウ 花金4
『こんなことが嫌だった、もうこんな思いはしたくない。』
自分だけの世界から、
『きっと、みんなもこんな思いはしたくないだろう。』
少しづつ、外の世界へ。

臆病な心も、煙たがらずに大切にしていきましょうね。

ほのかな恋

アカバナユウゲショウのもう1つの花言葉は
「ほのかな恋」といもの。

ふんわりと色づいた花びらに、
すっと滲むような鮮明な紅色は、まさにほのかな恋を思わせます。
アカバナユウゲショウ 花金5
アカバナユウゲショウという名前も、
ほのかな恋という花言葉も、なんだか艶っぽくて素敵ですね。

ほのか、という言葉には、曖昧で儚いイメージをもちます。
不明瞭で、おぼろげ。
アカバナユウゲショウ 花金6
私たちは決まっていることで安心できます。

自分の名前や、帰る場所、明日の予定や人との関係性。

何でもハッキリと決まっていた方が安心できるから、
なるべく全てを決定しようとします。

さすがに、名前が日替わりでは落ち着きませんが、
たまには不確かさを楽しめるくらいの余裕をもって生活したいですね。
アカバナユウゲショウ 花金7
ほのか、を味わい、たしなむことができたら
綺麗で余裕のある”オトナの女性”に近づくことができるかもしれません。

アカバナユウゲショウについて

見ごろ :5月~9月
花言葉 :臆病・ほのかな恋
写真提供:岩間 秀朗

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