埼玉秩父市の奇祭 甘酒まつりは○○姿の男たちが甘酒を‥?

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甘酒を掛け合う男衆

秩父市荒川の集落で、ふんどし姿の男たちが甘酒を掛け合うお祭りがある。
その名もずばり「甘酒まつり」。

熊野神社本殿 甘酒まつり

甘酒まつりってどんなお祭り!?

熊野神社夏祭りの付祭であり、その歴史は古い。
毎年7月第4日曜に行われている。以前は7月25日に行われていた。
奇祭として有名であり、県指定無形民俗文化財にもなっている。

昨年、甘酒大好きな私は興味津々で熱い太陽の照り付ける昼間に行われるこのお祭りを見に行った。
駐車場が埋まっていたので車を停めるところを探し、秩父鉄道三峰口駅に行く橋を渡ったところの道路脇に駐車。

歩きはじまたら、お祭りの始まりを告げる打ち上げ花火の音がした。

暑さの中、1キロ弱の道のりを歩いて、熊野神社の参道、階段下に到着。階段をえっちらおっちら登ると、
神主さんがいて神事を行なっていた。

甘酒まつりの神事

それが終わってから一斉にふんどしと草履姿の氏子の男衆が甘酒が入っている樽から甘酒を汲んでは、お互いに掛け合い始めた。
その甘酒の香りがこちらにまで漂ってくるのだが、何とも言えない。
普通私たちが飲む甘酒は酒粕で作られているものだが、この甘酒は麦と麹で作られている。

なぜなら、甘酒はお祭りの前に徹夜で作り発酵させてあるからだ。
甘酒好きだけど、これを飲むのは遠慮したい。

この甘酒、かかると一年無病息災らしい。

甘酒をかけ終えて甘酒の入っていた樽を転がすようになると祭も終盤。

甘酒の樽を転がす男衆

甘酒まつりのはじまり

古い言い伝えによると、大猪に化した山賊を退治したお礼として、日本武尊に甘酒を献じたことから甘酒祭がはじまったらしい。
その後甘酒を飲んだり身を清めた人はそのあと病気にならなかったそうだ。
それから村の人々は以後甘酒を飲み、互いに掛け合って健康を祈願するようになった。
しかし、着物をきていては、うまく甘酒が掛からないことから、裸になり甘酒を掛け合い、今日の祭のかたちに残った。
甘酒を掛け合うことから別名「甘酒こぼし」ともいわれる。

甘酒まつりの石碑

そういえば現代でも甘酒はその効果を再発見されていて、甘酒は熱中症予防に効くらしい。

お祭りが珍しく奇祭として有名に
なっているからか、カメラマンの数も多い。

ぜひ、一度生で見てみることをおすすめする。
そのときは無病息災を願って甘酒に掛かってもオッケーなように、タオルをもっていくといいだろう。

甘酒まつりの日程 2016年

2016年7月24日(日)
13:00~ 熊野神社 開始

甘酒まつり開催場所

埼玉県秩父市荒川白久1787

お問合せ

教育委員会事務局 文化財保護課 TEL:0494-22-2481

 

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