秩父地方に数多く残る獅子舞。
365日もお祭りがあるともいわれる秩父地方では、お祭りだけでなく獅子舞の舞もたくさんあるんです。
秩父の獅子舞
秩父でのお祭りというと、花火・神楽・獅子舞のいずれかがつきものだといわれるほど、
お祭りとの関係も深く、そして数多く残っている獅子舞。
春祭り、秋祭り、お盆、雨ごいなどさまざまな場面で年間を通して舞われている獅子舞ですが、特に秋祭りの時期、10月にはとっても多いんです。
今回は、10月に舞われる獅子舞(一部)についてまとめました。
10月の獅子舞
浦山の獅子舞
公開日 | 毎年10月第4土曜日・日曜日 2018年10月27日(土) 2019年10月28日(日) |
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時間など | 10月28日 8:45~ 昌安寺 9:30~ 大日堂 10月29日 9:30~ 大日堂 |
場所 | 浦山大日堂、昌安寺(秩父市浦山) |
概要 | 未・申年生まれの守り本尊である大日堂で、大日様の縁日に舞われる獅子舞。 跳ねる動作が多いのが特徴的。 午後3時からは、耕地内の希望者に悪魔祓いが行われる。 |
アクセス | ○電車・バス・徒歩 西武鉄道 西武秩父駅 下車 西武秩父駅入口停留所より市営バス「ぬくもり号」利用 バス停 浦山大日堂 下車 ○車 関越自動車道 花園IC より国道140号を秩父方面へ 県道73号経由 約60分 |
駐車場 | 毛附のトンネル(獅子舞の模様のトンネル!)の手前を右折 その後すぐに看板での案内が出されている。 |
日向の獅子舞(ささら獅子舞)
公開日 | 10月第2土曜日 (2018年10月13日) |
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時間 | 午前10時ころ~午後5時ころ |
場所 | 秩父市荒川贄川(下郷)地内 熊野神社 |
概要 | 戦国時代には城中で舞ったことから「御殿ざさら」とも呼ばれる。 三頭の獅子は「五つ紋」の紋付袴を纏い、白足袋で舞う。 |
アクセス | 秩父鉄道 白久駅 下車 徒歩10分 ※駐車場がないので要注意! |
白岩の獅子舞
公開日 | 10月1日 |
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時間 | 午前10時ころ~午後3時ころ |
場所 | 吉田町阿熊白岩 熊野神社 |
概要 | 白岩熊野神社に伝わる獅子舞は「御殿ささら」とも呼ばれ、 毎年、熊野神社の祭礼に舞われている。 |
アクセス | 西武秩父駅より 吉田元気村行き バス乗車 上吉田 下車 |
門平の獅子舞
公開日 | 10月14日 |
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時間 | 午前10時ころ~午後4時ころ |
場所 | 埼玉県秩父郡皆野町日野沢神社奥社 埼玉県秩父郡皆野町下日野沢3543-2 |
概要 |
神ザサラと庭ザサラに分かれていて、神ザサラは15歳未満の男子が舞い、奥社から始めて集落の中、数か所の神社を巡拝して1庭ずつを奉納。庭ザサラは、奥社に戻って成人男子が舞う。花笠は、初潮前の娘が勤める。 |
アクセス | ○電車・バス 秩父鉄道皆野駅から西門平まで町営バス27分 徒歩5分 ○車 花園ICから車で50分 関越自動車道 花園IC 下車 秩父方面へ |
下三沢の獅子舞
公開日 | 10月7日 |
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時間 | 午前11時~12時 午後1時~4時 |
場所 | 三沢諏訪大神社 埼玉県秩父郡皆野町大字三沢726 |
概要 | 三沢諏訪神社の秋季例大祭に奉納される獅子舞。 慶安二年(1649)に当地に伝えられたといわれる下妻流獅子舞。 |
アクセス | 秩父鉄道 親鼻駅 から 釜伏峠口 まで西武バス7分 徒歩7分 |
秩父には獅子舞がたくさん
今回ご紹介した以外にも、秩父地域には本当にたくさんの獅子舞の舞があります。
獅子舞は実在する動物ではなく、特別な力を持つものと考えられていることから、悪魔祓いや悪霊除け、雨ごいなどの霊的なものや五穀豊穣祈願や、感謝を表すものとしても舞われています。
10月、秋ころに秩父を歩く際にはぜひ獅子舞にも注目してみてくださいね。