不動滝の名は不動明王さまに因んでつけられたと言われています。
そのくらいに厳かで堂々たる、美しい滝です。

秩父の奥地にある滝

関越自動車道・花園ICでおり、そこから約９０分。そこからさらに遊歩道を歩いて３０分。
そんな奥地に不動滝はあります。
静寂に身を包まれることで普段の喧騒を忘れ、緑の中で心身リフレッシュ！
滝のある場所は、夏は涼しく、ひんやりと気持ちのいい空気が味わえます。
不動滝は冬でも全面氷結せず美しく流れる氷の中の滝を見ることが出来ます。

滝は上段（25m）、中段（15m）、下段（10m）の3段で全体の落差は約50m。
修験霊場のお滝場にはよく不動明王さまが祀られています。
こちらも江戸時代末期には修行の場であったようです。
また、昭和初期には山林業者が守護神として不動尊を信仰していたとされています。
古くから信仰の対象になっていたようで、滝信仰と不動明王信仰がひとつになっていた場だと思われます。

パワースポットの定義は様々ですが、神様仏様の霊的な存在だけでなく、祈りの力も大きくあると思います。
皇居がパワースポットだと言われているのは、ほぼ毎日、天皇陛下によってで祈りが奉げられていて澄み切った場所になっているからです。

古より信仰の場であった不動滝。 この場所もまた、昔からの祈りによって澄み切った場所になっています。

不動滝への行き方

不動滝周辺の地図

2015.08.17

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