鬼太鼓座秩父公演 太鼓モンスター!! “和”のジャンルを超越した”和”
- 2024/3/7
- 更新日 2024/3/13
- エンタメ
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2月12日(月)に「鬼太鼓座 Steps〜新たな高みへ〜 秩父公演」を見に行きました。
筆者はドラムビギナーで太鼓に興味が沸いたので行って来ました。
ドラムの公演は神保彰のコンサートにしか行ったことが無いのですが、改めて和太鼓の良さに触れることが出来て感激でした!!
以前からドラム、太鼓のコンサートに行きたいと思っていましたが、まさか秩父でやってくれるとは願ってもないことです。
和太鼓って秩父夜祭と川瀬祭りでしか馴染みがなかったのですが、リズムのパターンが変わるとまるで音の表情が七変化する感じがあります。
音階が無いのにあんなに音が豊かに広がるなんて、相当の練習量だと素人ながら伺えます💦
音が「うるさい!!」じゃなくて「心地良い♪」という感じなのです。
和のジャンルって日本人からは当たり前過ぎて軽視しがちですが、「こんなに芳醇な洗練された文化なんだ!!」って気づかせてくれた公演でした。
つかみは第一部の最初の方、ドヴォルザークの交響曲第九番「新世界より」第二楽章を演奏しながらの和太鼓でした。
放課後の学校で流れることで有名な同曲を太鼓と織り交ぜながら、我々の心を懐かしさに浸らせながら和太鼓というパンチの効いたスパイスを打ってくるのです。
聴いていて全く違和感がないどころか、その上を行く芸術作品です。
おもしろ要素もありました。
けん玉を披露してくれたのです。
最初はけん玉でお馴染みの技を披露してくれたのですが、どんどん隣にいた太鼓の音に合わせて、カカカッとリズムを刻んていくのです。
それだけでもすごいのにリズムはどんどん複雑になっていきます。
なんなくこなし会場は笑顔と感動で支配されていたと思います。
最終的には大きなけん玉でとめけんをしてくれました。(圧巻!!)
第二部のクライマックス間近、大太鼓が用意されてふんどし姿の男性が力強く太鼓を叩き始めました。
隣のおばちゃんが喜んでいました。
2人の男性が大太鼓を前と後ろから叩きます。
手前には3人組がそれより小さな太鼓を腹筋しながら叩いていました。
恐ろしい腹筋だな、と思いました。
もうここまで来たら、太鼓の音に慣れきってダレてきても良さそうなのに、全然飽きさせてくれそうにありませんでした。
最初から最後までいいとこ取り要素満載なのでした。