はじめてのオペラ いぷるちーにオペラ観劇レポート
- 2017/3/22
- 更新日 2017/4/6
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先日3月19日に横瀬町民会館で上演された、い ぷるちーにさんのオペラ「スザンナの秘密」と「ジャンニスキッキ」を観劇してきた模様をお伝えします。(参考:3/19(日)秩父の若手音楽家によるオペラ公演)
じつは私はじめてのオペラ鑑賞でしたが、いぷるちーにさんの舞台を見てからオペラに対する苦手意識がグッとなくなりました。
そもそもオペラとは、役者のセリフがみんな歌詞になっていて、歌い続けながら演技をするもの。
歌と踊りとお芝居で感情表現されるので、物語も逆にわかりやすかったですね。
しかも、いぷるちーにさんのオペラは外国語ではなく、ぜーんぶ日本語だから初心者にはやさしい。
歌の伴奏は指揮者つきピアノの生演奏でした。
テンポよく物語が進み、笑いたっぷりでおもしろかったその内容はというと。
1幕目「スザンナの秘密」の登場人物は3人。
新妻のスザンナが浮気しているかもと旦那のジルが疑うところから舞台が始まります。新婚夫婦のすれ違いが、まるでラブコメドラマのようで思わず笑ってしまった。
2幕目「ジャンニスキッキ」は登場人物がいっぱいのにぎやかなオペラ。
主人公の中年男性ジャンニ・スキッキが、大富豪の遺産を巡って強欲な親戚達の騒動をその知恵で解決するというもの。役者の息ぴったりのドタバタコメディですが、考えさせられる場面もありました。
出演者みなさんの稽古の成果もバッチリで、とても美しい歌声に2時間浸りっぱなしでありました。
さて、いぷるちーにさんの今後の活動も気になるところ。
まだオペラを見たことない方にとっては、新たな趣味を見つけるチャンスになるかもしれません。