秩父川瀬祭の見どころと花火大会のスケジュール 2018Ver.

秩父川瀬祭は毎年719日・20日に行われる子供が主役のお祭りです。
屋台台、笠鉾4台、計8台の山車に小学生の男女が囃子手を務め街中を巡行します。
秩父夜祭程に知名度は高くありませんが、2日間で約10万人の人出があり人気です。
地元民の中でも知る人ぞ知る情報が、じつは秩父神社の境内にある日御碕宮(秩父神社の摂社のひとつ)のお祭りであるということ。あなたは知ってましたか?

川瀬祭のまわり方

秩父市街地で行われる屋台・笠鉾の曳行、秩父神社での神事などの祭りを楽しんだあとに、「道の駅ちちぶ」に移動して花火観賞を楽しむのが定番のコース。

川瀬祭花火大会の概要

秩父公園橋から見た川瀬祭花火

公園橋から見える花火

19日夜には花火大会も行われ、四季を色で表現した約1300発のスターマインや尺玉が打ち上げられます。
なお小雨決行、雨天順延(順延日未定)です。有料観覧席なし。

打上日時 2018年7月19日(木) 20:00〜21:00
観覧席 道の駅秩父周辺
アクセス 臨時駐車場 秩父市宮地グランドから徒歩約11分
秩父鉄道秩父駅から徒歩5分、西武鉄道西武秩父駅から徒歩15分

秩父川瀬祭の歴史

暑い夏は疫病をはじめ悪い病気の蔓延する時期のため、古来より様々な祈祷・祈願が行われてきました。
秩父神社の川瀬祭も「川瀬の祓い」として、旧暦6月15日に執行されてきたそうです。
秩父地方では、夏祭りを「お祇園」や「天王祭り」と呼んでいますが、川瀬祭の神事にもその流れが見えます。

秩父川瀬祭の見どころ

12月3日の秩父夜祭と対になる夏のお祭りで、主役は子どものお祭りです。
囃し手や曳き手も子どもが務め、山車の最前部に乗るのは小中学生の子どもです。

見どころ1.天王柱立て神事

悪疫退散の祈りを込めて、祇園・須佐之男命(スサノオノミコト)を迎える神事。
屋台は番場町(ばんばまち)、宮側町(みやかわちょう)、東町(ひがしまち)、本町(もとまち)の4基。
笠鉾は熊木町(くまぎまち)、道生町(どうじょうまち)、上町(かみまち)、中町(なかまち)の4基。
8基の山車が各町会から秩父神社へ集合して行われ、その後ぼんぼりを灯しながら秩父屋台ばやしが市内をにぎわします。

見どころ2.神輿洗いの儀式

重量約400kgもの白木造りの神輿が荒川にかつぎこまれ、神輿洗い・神輿トギと称する禊が行われる。
また荒川の妙見淵と呼ぶ川岸に設けたお旅所では、代参宮神楽が奉納される。
一般の見物客にとっては、この行事が祭のクライマックスで、武の鼻川原や秩父公園橋の上には大勢の人が集まります。

見どころ3.笠鉾と屋台の曳き別れ(ひきわかれ)

市内曳行中の笠鉾・屋台の曳き別れやすれ違いのこと。
囃し手の子ども達も一層盛り上がります。同時に屋台の上では花交換が行われ、笠鉾は飾り花、屋台は団扇やお祝いの品が交換されます。
16:00「五町曳き別れ」 番場町、宮側町、東町、熊木町、道生町
20:00「兄弟笠鉾曳き別れ」 上町、道生町(旧上町の笠鉾を継いだ)
20:30「三町曳き別れ」 上町、中町、本町

秩父川瀬祭のスケジュール

7月19日
13:00~16:00 各町会山車曳行
18:00~ 各町会山車曳行神社集合
19:00~ 天王柱立て神事(秩父神社)
20:00~21:00 花火大会
20:00~22:00 各町会山車曳行
22:00~夜半 各町会お水取り行事

7月20日
10:00~ 各町会山車曳行
0:25 各町会山車出発(番場町屋台より)
13:30 神社神輿出発
14:30 神社神輿斎場到着「神輿洗い」
15:00 「川瀬斎場祭」各町会山車帰還行動開始
16:00~22:00 各町会山車曳行

秩父川瀬祭り開催場所

埼玉県秩父市番場町1-3


駐車場や、アクセスなどはこちら。

お問合せ

秩父市観光課 TEL:0494-25-5209

秩父夜祭の展示や実演で紹介している祭り会館もあります。 http://www.chichibu-matsuri.jp/matsuri/

まとめ

夏の暑い空のもと体調に気をつけて、お祭り見学にお出かけしてみてはいかがでしょうか?

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