レトロな建物の残る秩父 黒門通り

黒門通りの歴史

昔、秩父神社西側に存在した黒門へつづいていたことが由来らしい。
昭和初期、絹織物問屋が買継商と秩父銘仙の取引をした出張所だった建物が今も残る。
最盛期には二十数軒の織元出張所が集まり、大変な賑わいを見せていたそうだ。
そのうちの何店舗かは、国の登録有形文化財に指定されている。
写真の二階の通路は、取引を行い易くする目的で造られたもの。

黒門通りの現在

現在は「風の小路」という愛称で地元や観光客に親しまれ、誰でも通行可能。
赤い木壁がレトロな雰囲気を一層醸し出している。
この小路の先は何があるのかな?
実はこの小路を抜けると、同じく秩父銘仙の関連建物が残る「買継商通り」にぶつかる。
近年、2つの通りの出張所だった建物を改装した、お洒落なカフェや雑貨屋さんが次々オープン。
また昔のような賑わいをみせつつある。

さあ、昭和の空気を感じる通りに遊びに来てみませんか。

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