秩父市内から峠を越え小鹿野町(おがのまち)へ突入。
ドライブすること30分弱で今回ご紹介する須崎旅館に到着です。
ここ小鹿野町には、かつて江戸から上州、その先の信州を結ぶ
上州街道が通っていました。
秩父銘仙でも知られるように絹織物の一大産地だったこの地域には、
絹を扱う商家、絹を目的に集まる商人のための旅籠が数多くあったのです。
須崎旅館もそんな旅籠の一つ。
往時をしのばせる品々に囲まれ、懐かしくぬくもりのある空間が広がります。
日本の小宿10選
須崎旅館は、旅行新聞新社主催の「プロが選ぶ日本のホテル」で選考審査委員特別賞の
「日本の小宿10選 2015」に選ばれました。
小さな宿ならではの嬉しい心遣い、サービスが随所に感じられます。
旅館のキャッチフレーズ「くつろぎの宿」に偽りはありませんでした。
過ぎた時代に思いをはせて
フロント前の座敷はかつての帳場だそうです。
格子戸に囲まれた座敷には当時使われていたであろう長火鉢。
衣桁にかけられた銘仙ならぬ浴衣の数々。
座敷の一隅にはなんと電話ボックスが。
木製の枠にガラスがはめ込まれた扉には「電話 二十四番」と金文字で
書かれています。
現在の須崎旅館の電話番号、下4ケタも変わらず「0024」。
遠路はるばるお越しのお客様を嬉しいウェルカムドリンクのサービスで
出迎えてくれる美しい女将とまるで我が家のようにリラックスできるロビー。
旅の疲れも吹っ飛びます。
夏祭り!? 懐かしい射的ゲーム
宿泊のお客様に射的ゲームで楽しんでもらおうという、
趣向を凝らした「お・も・て・な・し」です。
地元の名物、名産品が取り揃えてありました。
お目当ての物が倒れなくてもハズレなし。
平成の名水百選にもなっている小鹿野町の毘沙門水がいただけちゃいます。
お好きな浴衣をどうぞ
こちらも女性には嬉しい、自分の好きな浴衣が選べるというサービス。
やっぱり和装はテンションアゲアゲ ⇈ です。
たくさんあってどれにしようか迷っちゃいます。
貸切露天風呂
「柿の湯」、「柿見の湯」とも呼ばれる露天風呂。
湯船のかたわらの柿の木にちなみ、自然とそう呼ばれるようになりました。
1室につき1時間は無料で借りられますが、とても人気のお風呂ですのでご予約はお早めに!
須崎旅館・楽天トラベルプラン
楽天トラベルで秩父の宿泊施設を探す
須崎旅館へのアクセス
所在地 | 埼玉県秩父郡小鹿野町小鹿野1815 | |
---|---|---|
車でのアクセス | 東京方面から | 関越自動車道花園I.C.より国道140号線を秩父方面へ、国道299号線を小鹿野方面へ(約50km) |
飯能方面から | 国道299号線を秩父・小鹿野方面へ 48km | |
電車でのアクセス | 池袋駅から | 西武鉄道「西武秩父駅」下車 西武バス「小鹿野車庫行き」または「栗尾行き」乗車 「小鹿野町」下車 1分徒歩 |
上野駅から | 新幹線または在来線で熊谷駅乗り換え 秩父鉄道「秩父駅」下車 西武バス「小鹿野車庫行き」または「栗尾行き」乗車 「小鹿野町」下車 徒歩1分 |
|
お問合せ | 0494-75-0024 | |
ホームページ | http://www.suzaki-ryokan.com/ 楽天トラベル |