獅子舞 秩父の文化お祭り

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秩父はお祭りが多いと言われますが、獅子舞の舞も多くあります。

10月は特に多く、白岩、金崎、下三沢、椋神社ササラ、長留、下郷、国神、重木、竹の平、門平、矢行地、大内沢、と12もの舞があります。

 

なぜこんなに多くあるのか?
それは、獅子舞は18世紀頃に秩父が栄えた名残なのです。

 

秩父というと水田や乾田、畑作と養蚕を中心とする農業で成り立っていたというイメージですが、それは盆地に限った話です。

山間部では気候条件が悪く生産性の悪い農業しか出来なかったため、春から初冬までは狩猟で生活をしていました。獣害も頻繁にあったため山間部の生活は貧困なものだったようです。しかし、当時、山林は幕府の命により伐採は一切禁じられてはいましたが、税を納める代わりに一部伐採を許可された者もいました。その採れた木をもとに炭・材木を大量に生産し木製品の制作をして生活をする者が出てきて山間村落の生活に余裕が生まれました。(天保年間に江戸の役人が来た際にも豊かな生活ぶりを目にし、それが記録に残されています。)

余裕が生まれたと同時に様々な芸能が生まれました。

獅子舞はそのうちの一つです。

雨乞い、神への祈り、獣害、人々の日常生活、、、

それらを折り込み演出させ多面的な内容を持つものとして発展しました。

村から村へと伝わっていったことで数多くの獅子舞が現在まで伝えられているのです。

文化というものは余裕のあるところから生まれることがほとんどです。

秩父に数多く残っている伝統芸能は、秩父にも豊かさがあった証です。

みなさんも、秩父地域の文化に触れてみてください。

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