香本博 絵描き男の料理徒然草 原画展&食@秩父表参道Lab.

香本博 アイキャッチイメージ

”見て味わい、舌と香りでも味わえる個展です。”
2017年9月に、秩父表参道Lab.で香本博さんの個展が開催されます。

絵描き男の料理徒然草 原画展&食

2017年9月7日から、秩父表参道Lab. 3階のSKY-LOUNGE では
香本博さんの個展が開かれています。

これは、埼玉新聞に連載していたコラムの原画展で、
2017年9月19日まで開催されます。

2015年10月から、2016年12月まで連載した埼玉新聞のコラムでは、
香本さんの絵とともに、
香本さん考案の秩父の食材を使用した料理のレシピを掲載していました。

そこで、単に原画の個展にするのではなく、
掲載していたレシピも共に楽しんでもらおうというアイデアから、
1階ではお料理もいただくことができます。
※レシピ3品限定

”見て味わい、舌と香りでも味わえる個展”というコンセプトが
ぴったりの原画展となっています。

香本博 絵描き男の料理徒然草 原画展&食 概要

  • 日にち 2017年9月7日(木)~2017年9月19日(火)
  • 場所 秩父表参道Lab. 3階SKY-LOUNGE
  • 時間 11:00~19:00
  • 電話 0494-24-3000
  • その他 9/10(日)平沢えりかミニコンサート
        9/16(土)サンドイチナイト

原画展の様子

壁いっぱいに、原画が飾られています。

原画と一緒に、当時連載されていた記事と、
レシピも展示されていました。

新聞での掲載だったので、色が映えるよう
青を基調として描かれているのだそう。

絵について、記事の内容について、丁寧にお話してくださる香本さん。

絵のほかに、ポストカードやフォトブックも購入することができます。

こちらもとても素敵なものばかり。
原画展開催中には、今回の絵と新聞記事のフォトブックも完成予定なのだそう。

お見逃しなく。

香本さん考案のお料理

1階のカフェスペースには、香本さんの絵も飾られています。

今回の原画の中で、実際にお料理として食べられるのは3品です。

秩父産のメープルと卵を使用したフレンチトースト、
甘辛い味噌を使った茄子の味噌チーズ焼き、やっこ風クリームチーズ。

どれもとっても美味しい!

正直、やっこ風クリームチーズは、ドキドキしながら食べてみたのですが…。
ポン酢と大葉の爽やかさとチーズの濃厚さ、ネギと鰹節の和風な味わいも
全部がベストマッチ!美味しい~~~。
にんにくもきいているので、お酒とも合いそうです。

お料理は、個展開催中にもう1品完成予定なのだそう。
今回の3品がとってもおいしかったので、期待 大 です!

期間中に、もう一度お邪魔しまーす。

香本博さんの青

「秩父の夜空は深い青で、決して黒ではないんです。」
初めてお会いした時、香本さんはこうお話してくださいました。

「秩父に来てから、一番に感動したのが空でした。」
香本さんは岡山県で生まれ、2000年から秩父に在住しています。

香本さんの描く絵の中では、空が”ただの背景”になることはありません。
ほとんどの場合、空は圧倒的な存在感をもって描かれています。

「空を見つめていると、静かな気持ちになります。」
空を見上げ、ゆったりと雲の動きを見ていると、
空の色は穏やかに変化し、やがて夜を迎えます。
その流れの中で、自然と心が静まっていくのを感じるのだといいます。

「静か、という字は青が争うと書きますよね。」

その理由をこう考えています、と香本さんは続けます。
明るい時間から夜に向かう最中、
沢山の青色がひしめきあい、まるで争うようにして色を変化させていくからではないか、と。

香本さんの作品の多くは青を基調としています。
それは、香本さんが空に慰められ、空を敬愛し、空に心から感動したからこそ。

香本さんは感動の印象を、体感や色の変化と向き合いながら、丁寧に丁寧に描き上げます。

瞬間の鮮やかさ、儚さ、瑞々しさ。
香本さんの作品に触れると、当たり前の空の青が
より鮮明に、心へと染み渡るのを感じます。

秩父から遠く離れた地で生まれ育ち、過ごしてきた香本博さん。
彼が見る秩父とは、彼の感じる秩父とは。

香本博さんのホームページはこちら。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~artkomoto/

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