二十番 岩之上堂(いわのうえどう)

法王山(ほうおうざん)岩之上堂(いわのうえどう)
本尊  聖観世音菩薩
宗派  臨済宗南禅寺派
ご真言 おん あろりきゃ そわか

岩之上堂は、名前のとおり荒川の崖の上に建っています。

かつては荒川を舟で渡り、石段を登って観音堂に向かったそうですが、
明治18年(1885)に秩父橋が完成し渡し舟は廃止されました。

岩之上堂の成り立ち

平安末期、白河法皇がこの地に聖観音を安置しお堂を建立したといいます。
立派な大寺院だったそうですが、次第に廃れていき、戦により観音堂は焼失。
本尊は仮堂に安置されていたそうです。

江戸初期、この村を支配していた内田家当主が観音堂再建のため近隣諸国から
集めた資金と私財を投じ25年の歳月をかけ現在の観音堂を建立しました。

以後300年以上もの長きに渡り、内田家が代々守り続けてきたのです。

札所二十番への行き方

◇西武鉄道「西武秩父駅」から西武バス「小鹿野車庫行き」もしくは「栗尾行き」乗車
 「札所二十番入口」下車 徒歩5分
◇十九番から徒歩約15分(1.2km)

お問い合わせ

岩之上堂(いわのうえどう)(内田家)
埼玉県秩父市寺尾2169
0494-23-9419

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