秩父のお花を楽しむ金曜日「ウチョウラン」花金ep.48
- 2018/5/11
- 更新日 2018/5/10
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ウチョウランは絶滅危惧種に指定されていますが、
美しい花姿が人気で、園芸用の品種はたくさんの種類があります。
静かな愛情
ウチョウランは、日本の岩場にひっそりと咲きます。
お花は小さく、淡い紫色。
高さも10センチから20センチ程度で、ちょこん、と涼しげに咲きます。
ウチョウランはその花姿から人気が高まり搾取され、
今では野生のウチョウランはほとんど見られません。
ウチョウランは、絶滅危惧種に指定されているお花です。
そんなウチョウランの花言葉は「静かな愛情」。
岩陰にひっそりと咲く姿が由来となったといいます。
静かな、穏やかな愛情は、成熟した精神でのみ注ぐことができます。
冷めているのではなく、静かな愛情。
魂を燃やすような激しい愛もいいけれど、
疲れてしまった時に欲しくなるのは静かな愛なんですよね。
『今日も1日、お疲れさまでした。』
そう言ってもらえるだけで、
あぁ、愛してる、ありがとう、って感じることができるような、
そんな何でもない愛が欲しくなるんですよね。
淡い恋心
ウチョウランのもう一つの花言葉は「淡い恋心」。
淡い恋心って、恋愛の中で一番楽しい感情ですよね。
好きの気持ちと、嫉妬の気持ちが濃くなる前の、
ちょっとしたドキドキ、ちょっとした寂しさ。
朝から晩までお仕事で、たまの休日にはベッドで溶けたように過ごす。
こんな日常では、淡い恋心なんて忘れてしまいますね。
ドキドキもワクワクも、それを受け止める心の準備ができていなければ
ただ通り過ぎていってしまいます。
淡い恋心も、絶好のチャンスも、些細な感謝も。
自分の人生を豊かにするポイントは、常に身近にあります。
それに気づくか、気づかないか。
自分をドキドキさせるような淡い恋も、
ワクワクするようなスタートも、常に私たちのすぐそばにあって、
発見されるのを待っています。
連休明けから一週間、お疲れさまでした。
頑張るあなたに嬉しい気づきが多くありますよう。
ウチョウランについて
見ごろ :5月~7月
花言葉 :静かな愛情・淡い恋心
写真提供:岩間 秀朗