秩父のお花を楽しむ金曜日「ヘメロカリス」花金ep. 5
- 2017/6/16
- 更新日 2018/6/10
- 連載
- 1939
秩父ミューズパークでも
もうじき見ごろを迎えるヘメロカリス。
美しく短命な花ヘメロカリス
ヘメロカリスの名前の語源はギリシャ語です。
”hemera(1日)”と”callos(美しい)”からヘメロカリスとなったといわれています。
ヘメロカリスの花が1日しか咲かないということは、英語名にも表されていて、
ヘメロカリスの英語名は”day lily”です。
ヘメロカリスの多くは、朝に開花して夕方にはしぼんでしまいますが、
なかには夕方から開花し、夜に咲くものもあります。
ヘメロカリスの花言葉は「一夜の恋」。
美しく短命な花であるヘメロカリスにピッタリですね。
憂いを忘れて新しい自分に
倦怠感に抱かれ、いつもより重力を感じる朝。
腕を上げるのも、足で立つことにも疲労を覚えるような朝。
誰にだって、メランコリックに飲まれそうな朝がありますよね。
ヘメロカリスの花言葉のひとつは「憂いを忘れる」。
昨夜の、今朝の憂鬱は、もう忘れてしまいませんか。
体が重たくてもベッドから出て、カーテンを開ける。
昨日のことも、今までのことも、今日の私には関係ない。
新しく、すべてが始まる、今日。
何もしたくなくても、顔を洗って外に出ましょう。
ヘメロカリスを見に行きませんか。
忘憂の物に頼らず、こころを満たし今を感じましょう。
理想の自分になる宣言をする
ヘメロカリスの花言葉である「宣言」。
こころがトゲトゲになってしまう時。
誰かに抱きしめられても傷つけてしまいそうな時。
「私はすべての愛を素直に受けとめ感謝する」
みんなに、自分自身に宣言しましょう。
言葉にすることで、本当にできるような気持ちになるから不思議です。
あなたはどんな自分で居たいですか?どんな自分なら愛せますか?
理想とする自分はどのように考え、行動するのでしょうか。
素敵な自分を思い描き、少しでも近づけるように宣言してみましょう。
「憂いを忘れ、もっと自分を好きになる」
気怠い朝も、優しくなれない昼も、寂しい夜も、もう終わり。
新しい私を始めましょう。
思い切り笑う、ちゃんと泣く、綺麗なものに触れる、
どんな方法でも構いません。
しっかりと自分をリセットしてあげましょう。
自分を好きになれるように、
好きな自分でいられるように。
やわらかいこころで大切な人を包んで、
心地良い瞬間をつなげて。
今日のあなたはどんな風に過ごす?
鏡の前で宣言して、1日を始めてみませんか。
ヘメロカリスについて
見ごろ :6月~8月
花言葉 :一夜の恋・憂いを忘れる・宣言
撮影場所:秩父ミューズパーク
写真提供:岩間 秀朗