梅雨の時期に、なんとなく落ち込みやすい気持ちを
ぐっと前向きに戻してくれるような美しい花、アジサイ。
秩父のアジサイおすすめスポット
美の山公園
(1)花園方面から
関越自動車道・花園インターチェンジから、国道140号を秩父方面へ約20km(40分)
→皆野町役場交差点を左折、約7km(15分)
(2)飯能方面から
国道299号・上野町交差点を右折、国道140号を長瀞方面へ約5km(10分)
→美の山入口交差点を右折、約7km(15分)
秩父ミューズパーク
◆車 関越自動車道花園I.Cから国道140号を秩父方面へ約34Km、約50分
飯能から国道299号を秩父方面へ約40Km、約1時間
雁坂トンネルから国道140号を秩父方面へ約40Km、約1時間
◆電車 秩父鉄道「秩父駅」下車 西武鉄道西武秩父線「西武秩父駅」下車、
秩父ミューズパーク循環バス「ぐるりん号」乗車
◆バス 秩父ミューズパーク循環バス「ぐるりん号」
秩父ミューズパーク南口限定:小鹿野町営バス
秩父鉄道 武州日野駅前
国道沿い約50mにわたって咲いています。2016年6月21日撮影。
所在地 埼玉県秩父市荒川日野822-2
◆車 国道140号沿い(有料駐車場有・1回300円)
◆電車 秩父鉄道 武州日野駅 下車
札所31番手前 紫雲山地蔵寺付近「花桃街道」
所在地 小鹿野町飯田岩殿沢(紫雲山地蔵寺や札所31番観音院へ至る約2kmの道)
◆車 国道299号沿い
アジサイについて
アジサイの見ごろは、みなさんがご存じの通り5月から7月です。
まさに梅雨の時期です。
アジサイが見ごろを迎える時期には、ホタル鑑賞やハスも楽しめます。
アジサイを見かけると、もう梅雨か…と感じますよね。
もともとは、藍色の花が集まるという意味の『集真藍(あづさあい)』が
変化して『アジサイ』になったといわれています。
アジサイの歴史
アジサイの歴史は長く、1000年以上前から世界中で愛されてきた花です。
今は世界中で愛されているアジサイの原産国をご存知でしょうか?
アジサイの原産国は…なんと!日本なのです。
鎌倉時代には園芸種として育成され、
江戸時代にはすでに一般的な庭園植物となっていました。
アジサイ=七変化!
みなさんはアジサイの花の色が変化していることにお気づきでしょうか?
辞書で『七変化』とひくと、アジサイの別名、と書かれているんですよ!
アジサイの花言葉も、花の色が変化することに由来するものがとても多いです。
では、なぜ花の色が変化するのか?
その理由をご紹介していきます。アジサイの色が変わる理由
アジサイの色は、次の3つの要素が関係しています。
- アルミニウム
- 補助色素
- アントシアニン(色素)
吸収するアルミニウムが多いと、青色になりやすく
アルミニウムを吸収しにくいと、赤色になりやすいという性質があります。
そして、実は土壌のpH値も色に影響します。
なぜかというと、アントシアニンは酸性の土で多く溶け出す性質があるからです。
日本の土壌の多くは弱酸性なので、青色のアジサイが多く見られます。
花の老化現象?
花も、成長のあとに老化現象があります。
アジサイの場合は、具体的には色の変化で老化現象を見ることが出来ます。
- 咲きはじめ まだ葉緑素があ残っていて、緑色
- 見ごろ 葉緑素が薄まりアントシアニンが作られ、赤色や青色
- 終わりころ 酸が溜まり、くすんだ緑色や赤色
このような色の変化は花の老化現象なので、
土壌には関係なく、どのアジサイにも共通しています。
まとめ
アジサイの色の変化の理由は
- 遺伝子や環境によるもの
- 花の老化現象によるもの
この2点がポイントになります。
なかには、アントシアニンを持たない白色の種もありますが、
それらは土壌の環境に関係なく真っ白になります。
以上のことも踏まえて、今年のアジサイを見てみてくださいね。