秩父のお花を楽しむ金曜日「リコリス 赤」花金ep.19

  • 2017/9/22
  • 更新日 2017/9/21
  • 4113
リコリス 赤 アイキャッチイメージ 花金1

独特の花姿で私たちを魅了するリコリス。
今回は、赤色のリコリスの花言葉をご紹介します。

情熱

リコリスの白色に続き、今回は赤色をご紹介します。

同じお花であっても、色によって花言葉が違うのは面白いですよね。
赤色のリコリスの花言葉は「情熱」。

見た目通り、という感じですね。

鮮明な赤には炎を連想させられます。

ゆらりゆらりと揺れる火を見つめていると、
私たちは穏やかな気持ちになり、とてもリラックスすることができます。

光と熱の不規則なゆらぎは、私たちを癒します。

情熱を燃やす人にも似た印象を感じませんか?
何かに一所懸命になっている人、大好きなことに熱心に取り組む人。

彼らはとてもエネルギッシュで、輝いています。
その輝きは時に誰かの心に影響します。

きらめきが癒しになったり、前向きな気持ちになれたり、
時には少し疎ましいと感じたり。

自分にはまぶしすぎる、そう感じる時は
あなた自身に余裕がない時ではないですか。

誰かの情熱でさえもエネルギーにして生きていければ素敵ですね。

独立

赤色のリコリスの花言葉、もう1つは「独立」。

特に八重咲きのリコリスは、ひとつひとつの花びらが
独立しているように見えますね。

他者からの束縛から離れ、自分で生きること。
自分で考え、行動し、責任をもつこと。

独立するということは、自分の見る景色を自分で決定するということ。
少しだけ”自由”と似たニュアンスがあります。

自由の代償は安定でしょうか。

安全な海の底に沈んで動かなければ、安定した日々を送ることができるでしょう。
しかし、自力で泳ぐことであなたは何処まででも行けるんです。
波に流されるのも、逆らって泳ぐのも、自由。

海の底よりはずっと危険になるでしょう。
しかし太陽の光を浴びることも、鳥を眺めることもできます。
「私も、世界も、生きている!」
そんな感動を、リアルに体感することができるはずです。

しかし、海の底で動かないということもまた、簡単ではないかもしれませんね。
大きく強い波に流されることなく、ぐっと踏ん張り、耐える。

どちらも間違いではありません。

しかし、リコリスを見ていると、ちょっと冒険してもいいかな?なんて
前向きに進む選択をしたくなってきます。

リコリスのお花があなたに示しているものは何でしょう。
今日のあなたが、いつもよりちょっとだけパワフルに過ごせますように。

リコリスについて

見ごろ :9月~10月
花言葉 :情熱・独立
撮影場所:寺坂棚田
写真提供:岩間 秀朗

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