秩父のお花を楽しむ金曜日「シャコバサボテン」花金ep.32

  • 2017/12/22
  • 更新日 2017/12/21
  • 1799

2017年の花金エピソードは今回でラストになります。
ご覧いただきありがとうございました。

美しい眺め

一見するとサボテンには見えないサボテン、シャコバサボテン。
噴水を思わせる特徴的な形をしています。

大きめのお花を咲かせるので、開花時期にはとても華やかになります。
シャコバサボテンの花言葉は「美しい眺め」

花を咲かせたシャコバサボテンには、まさにピッタリの花言葉です。

また、シャコバサボテンはクリスマス時期に花を咲かせることから、
クリスマスカクタスとも呼ばれます。

クリスマス頃から年末までの忙しない街の雰囲気って、イイですよね。
毎年、12月下旬のこの雰囲気がだいすきで、
無意識にゆっくり歩いたり、すれ違う人の表情を見たりしてしまいます。

みんなが少し浮足立って、忙しいのに楽しそうで、
この独特の雰囲気は、私の年に1度の楽しみとなっています。

忙しさの中でも、気が付いた時には周りを見てみましょう。
新しい年に向けて、誰もが前を向いている。
そんな雰囲気が少しだけ感じられるかもしれませんよ。

波乱万丈

シャコバサボテンのもう一つの花言葉は「波乱万丈」
平凡な人生なんてありません。
悩みも苦労も、喜びも感動も、何もない人生なんてありません。

美しい景色や涙を誘われるシーンは、ドラマや映画の世界だけに存在しているのではありません。
私たちの周りで常に起こっています。

私たちは多くを見逃してしまいます。
この世界は、見ようとしなければ見えないものばかりだからです。

もし帰宅するとき必ず通る道に小さな花がひとつ咲いたとして、何人が気づくでしょう。
さらに、その小さなお花に誰かがお水をあげているかもしれないなんて、誰が想像するでしょう。
あの人の努力や、ちょっとした心の変化も同じで、見ようとしなければ見えません。

映画で涙するときって、集中して観賞しているときですよね。
自分の人生も、日々の生活も同じです。
集中していればいるほど多くのものが見え、多くのものを感じます。

波乱万丈な人生って、ひたむきな人生なのかもしれません。

命の喜び

シャコバサボテンには「命の喜び」という素敵な花言葉もあります。

パンダのシャンシャンの誕生は大きな話題となりました。
その可愛らしい姿に、日本中が喜びに包まれましたね。

命の喜びとは、まさにこのことでしょう。

あなたがこの世界に生まれた時、誰かがそっと喜びの笑みを浮かべたんです。
あなたを生かすために苦労してくれた誰かが、必ずいます。
人は、一人で生まれて一人で生きることは不可能です。

体が大きくなって自分で出来ることが増えていくと、忘れてしまいがちなこと。
今の私はたくさんの人に支えられて生きているということ。

一人で読書をしている時であっても、本を書いてくれた人の存在があります。
自分でご飯を作っていても、お米を作ってくれた人の存在があります。
多くの人が、私の命を手伝ってくれています。

私は、感謝と愛を返すことができているでしょうか。

全員に直接伝えることは現実的ではありません。
なので、今目の前にいる人に感謝と愛を渡してみませんか。
巡り巡ってあの人へ届くようにと祈りながら。

シャコバサボテンについて

見ごろ :11月~1月
花言葉 :美しい眺め・波乱万丈・命の喜び
写真提供:岩間 秀朗

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