秩父のお花を楽しむ金曜日「セツブンソウ」花金ep.41
- 2018/3/16
- 更新日 2018/3/22
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セツブンソウを見たことがありますか?
希少なお花セツブンソウの花言葉をご紹介していきます。
光輝
セツブンソウは高さ10センチほどの小さなお花です。
準絶滅危惧種にも指定されていて、セツブンソウの生息数は少なくなってきています。
また、開花期間も短いことから、原産国の日本でも、なかなか目にすることのない希少なお花です。
秩父では両神で見ることができますよ。
セツブンソウは、雪解けとともに白いお花を咲かせます。
小さな蕾を地上に出してから約1週間で開花、それから3週間もすれば散ってしまう短命のお花です。
早春に、一面に白いお花を咲かせることや、開花期間の短い儚さから、
セツブンソウは”春の妖精”とも呼ばれることがあります。
そんなセツブンソウの花言葉は「光輝」「ほほえみ」。
セツブンソウにぴったりの花言葉ですね。
人間嫌い
セツブンソウの花言葉には少しショッキングな言葉もあります。
「人間嫌い」。
ここまではっきり言われてしまうと、少したじろいでしまいますね。
好きと伝えるよりも嫌いと伝えるほうが難しいと感じませんか。
私たちは、自分が嫌われているということには、とっても敏感になります。
表情のひきつり、合わない視線、語尾の強さ、不自然な会話の終わり方、
どんな小さなことでも一瞬でも、感じた違和感は不安になって付きまといます。
一度、嫌われているのかもしれない、と考え始めたら、
もうすべてがそのように見えて止まらなくなります。
『私、あなたのこと嫌いなの。』
そんな風に親切に伝えてくれる人は少ないでしょう。
あなたのこういう所が嫌いなの、なんて具体的に言ってくれる人はもっと少ないでしょう。
だから私たちは不安になります。
でも、深呼吸して、考えてみてください。
嫌われたら、どうなるんでしょう。
『あーあ、嫌われちゃった。』
それ以外に、何が起きるというのでしょうか。
あなたを愛してくれている人はたくさんいて、
あなたを抱きしめてくれる人はたくさんいて。
結果的に、世界中の人に愛される人間になることは素敵なことですが、
みんなに愛されたいと願うのは、ちょっと欲張りなことでもあります。
あなたがあなたらしく生きて、
それをみんなが認めて愛してくれる。
これは素晴らしいことです。
もし、あなたがあなたらしく生きて、嫌われてしまっても、
それを不安に感じたり、愛してくれとすねたり、そんなことは必要ないんです。
今のあなたが好きな人はたくさんいるから。
嫌われることより、自分にウソをついて愛されるほうが恐ろしいことですよ。
セツブンソウについて
見ごろ :2月~3月
花言葉 :光輝・ほほえみ・人間嫌い
撮影場所:秩父郡小鹿野町両神地域(自生地)
写真提供:岩間 秀朗